
なんだかダルいな・・・かぜかな。とりあえず薬でも飲もう
風邪や身体のだるさ、熱などで、市販の飲み薬や病院へ行き、お薬を処方してもらい、それらを服用する事は、健康でいたいと考える私達にはごく当たり前の感覚です。
しかし何か身体に不調があったら、当たり前の様に医薬品を使用することに対して、薬害や薬の副作用なども含め、様々な面から本当に健康に良いのか疑問を感じる事もありますね。
この記事では、自然の力で体調の調節や暖和ができる、メディカルハーブの力やハーブティーの効果や効能ついてお伝えします。
メディカルハーブとは
日本では「薬草」や「香草」とも呼ばれ、人の生活に役立つ植物のことを指します。
その中で、メディカルハーブといわれるものは、ハーブに含まれている成分を、健康維持の為にハーブの効能や効果を利用する分野のことを示します。

ハーブを健康の為にチョイスし、その効能を利用することを
メディカルハーブと呼ぶんだね
薬用植物=メディカルハーブと示す場合もあります。
医薬品とメディカルハーブの違い
医薬品の特徴
特定の病気や、その部位に単一成分で働きかける。
メディカルハーブの特徴
元気で健康な状態=一定のバランスがとれた状態が崩れそうになった時、元のバランスのとれた状態に戻す力が働き、その力で心と身体の全体のバランスを元に戻す自然治癒力に働きかけます。
おばあちゃんに「この薬草は身体にいいからお食べ」など、風邪の予防や健康維持の為に勧められる様な、昔から伝わる伝統的な療法を代替療法といいます。
この様に健康維持を目的に、元々備わっている自分の自然な治癒力を利用することを
自然療法(ナチュロパシー)といい、メディカルハーブはその部類となります。

熱がでて出た!
そうゆう場合に
近代医学である医薬品は
解熱剤を使用し熱を抑えようとし、
メディカルハーブを用いる自然療法では
熱はウイルスを排除しようとする体の自然な反応ととらえ、それを助ける為に、更に温めて汗をかくことを促します。
メディカルハーブの成分
メディカルハーブの成分は中の二酸化炭素と吸い上げた水を、太陽の光で反応させて、ブトウ糖(光合成)をつくり、そのブトウ糖から植物が生きていく為の物質が生み出され、その過程で様々な化学物質も同時に合成されます。
その過程の中で生まれる植物化学(フィトケミカル)成分と呼ばれる物質が、ハーブの機能成分です。
メディカルハーブの主な5つの作用・効果
老化を抑える(抗酸化作用)効果
光合成を行う植物は紫外線により起こる酸化を防ぐ為に、抗酸化物質を作るので、
私達の酸化(老化)を抑えてくれる効果があります。
免疫を高める、神経をリラックスさせる、ホルモンの分泌を調節する(生体防御機能調節作用)効能
人間には自律神経系、内分泌系、免疫系とゆう3つの系統を働かせ
心身の状態を最善に保とうとする機能があり、この機能の調節を助けます。
抗菌・抗ウイルス作用
植物が自らを守るために作った物質を応用し、様々なウイルスに対し抗菌してくれる効果があります。
薬のような効果(薬理作用)
炎症、痛みを軽くする、筋肉の緊張を和らげます。
これらの有効成分は医薬品にも応用されていることがあります。
栄養素の補給
ビタミン、ミネラル、食物繊維などを補給します。
気軽に利用できるハーブティー
ハーブに含まれる有効成分の中から、水溶性の成分を取り出す、有効的で気軽に取り入れられる
ハーブティーは、ビタミンや、ミネラルなど栄養素の摂取に最適です。

ハーブティーから立ち上がる香りも癒される〜
メディカルハーブティーの作り方
作り方:熱いお湯(温浸剤)
ティーポットに規定量のハーブを入れ、熱湯を注いて3~5分抽出後
茶ごしなどで葉を取り除きお飲み下さい
作り方:水出しハーブティー(冷浸剤)
フタのついた容器に細かくしたハーブを入れ、規定量の常温の水を入れフタをし
約6時間抽出後、茶ごしなどで葉を取り除きお飲み下さい。

水出しはお湯を使用しないので、カフェイン、タンニンなどの溶け出しが抑えられます。
ハーブティーの注意点
メディカルハーブの効果・効能のまとめ






